工業用塗料について
工業用塗料について
日本の産業は昭和から平成にかけて重厚長大産業から、自動車を中心とする工業製品へと変遷してきました。 日本の工業製品の品質向上に伴う輸出の拡大とともに、これらの製品に塗られてきた工業用塗料もめざましい進歩を遂げてまいりました。
一口に工業製品と言っても千差万別で、手のひらに乗るような小さな部品から、数10tにもなる建設機械まであります。塗料の種類に於いても、基本的な性状の差だけでも、溶剤塗料、水性塗料、粉体塗料等に区分できますが、これに樹脂タイプの違い、さらに硬化機構や塗装方法の違いを加えると、100を超えるタイプの塗料が存在することになります。
また、製品の品質上の問題からクリーンルームに近い環境でないと仕上がらないものから、簡易ブースでの塗装品まで、塗料の使用環境も大幅に異なります。
昨今では特に地球温暖化原因物質の規制が年々強化されるために、塗料に使われる原料の使用にも制限が加えられています。
これらの品質上の問題、作業性の向上、特殊機能の付加、環境問題や安全衛生上の改善など、あらゆる事項を満足しながら、日本の工業用塗料は進歩を続けております。
下記に最近のテーマの一部を紹介します。
焼付型塗料
環境対応焼付型 1液ポリウレタン樹脂系上塗塗料
レタンECOベーク
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紛体塗料
焼付温度の低温化・・・エネルギーの削減
エパクラッド2400(関ぺ)